【新型ムーヴ徹底レビュー】135万円~でスライドドア採用!庶民の味方軽ワゴンを徹底解説
ダイハツから待望の新型ムーヴが登場しました。エントリーグレードは135万円からという驚きの価格設定でありながら、軽自動車としては異例の進化を遂げ、
特に注目すべきは、全高1.6m級のボディサイズでありながら、初めてスライドドアを採用した点です。
エクステリアデザイン:ベーシックでもスポーティー、上級はアダプティブライト搭載
新型ムーヴは、グレードによって異なる表情を見せます。
- ベーシックグレード:一体成形されたヘッドライトの横にマットなグリルが配置され、バンパー脇には鋭い三角形のガーニッシュが特徴的に配置されています。ピラーはボディ同色となります。ヘッドライトはマニュアルレベリング機構付きです。
- 上級グレード(G、最上級ターボRS):グリルの中心にメッキのインサートが入り、ブラック部分の造形や素材感も異なり、ツルツルとした表面になります。ライトはカスタムモデルのような上下2分割構造となり、最上級グレードではアダプティブかつオートレベリング機構が備わります。
- ホイール:ベーシックモデルを含む全車が14インチホイールを装着しますが、ターボモデルのRSのみ15インチのアルミホイールが標準装備され、従来のムーヴカスタムのようなデザインとなっています。
- オプション:オプションでゴールドのインサートパーツや、リア部分には「ダンディスポーツ」仕様の滑らかなLGテール、ダーククロームのメッキパーツが選択可能です。また、ブラインドスポットモニター(BSM)もオプションで装着可能です。
- ウインカー:LEDの光り方もこれまでにない形で、遠くから見ても分かりやすいデザインです。

インテリアデザインと快適性:広大なスライド量と豊富な収納、心遣いの機能
新型ムーヴのインテリアは、ダイハツの新しい方向性を示すデザインとなりました。
- インパネ・ドア内張り:ドアの内張りには色と素材の切り替えが多用され、しっかりとしたソフトタッチで高級感を演出しています。
- シート:フロントシートには、カスタムオプションセット「ノーブルシック」に採用されるブラックにチャイルのステッチが入った独特のものが用意されています。
- リアシートはダイハツらしい大きな造形で、なんと前後240mmものスライド量を誇り、足元に広大なスペースを生み出します。さらにリアシートはリクライニングも可能で、リアクォーターにもポケットがあるなど、快適性が追求されています。
- 収納:小物入れが豊富で、シートヒーター、電源ポート、助手席前の小物入れ、グローブボックス、アームレスト内のボックスなどが備わっています。
- 機能:アナログ2眼式メーターにTFT液晶が組み合わされ、新しい形状のエアコン吹き出し口も特徴です。ダイハツならではのドリンクホルダーは、冷たくも温かくも飲み物を保つことができます。
- 中央には9インチから10インチのモニターがオプションで装着可能で、ダイハツ独自のクリスタル形状のハザードスイッチや接触充電ポートも備わっています。残念ながら、バニティミラーにはライトがありませんが、フロントセンターに2つ、中央に1つの合計3つのルームライトが用意されています。

走行性能と燃費:ターボRSには専用DCVTとスポーツサス!
新型ムーヴにはNAモデルとターボモデル(RS)が用意されています。
- エンジン:NAエンジンは52馬力、ターボエンジンは64馬力を発生します。燃料はレギュラーガソリンです。
- トランスミッション:ターボにDCVTが採用されています。これはベルト駆動とギア直結を組み合わせることで、燃費効率と走行のダイレクト感を高める機構です。ターボ用DCVTでは初めてステップシフトが採用されました。
- サスペンション:ターボRSには専用のスポーティーなハードセッティングのサスペンションが与えられています。
- 燃費(WLTCモード):ターボモデルが21.5km/L、NAモデルが22.6km/Lとなっています。
利便性と実用性:スライドドアのスマート機能と車中泊対応
新型ムーヴは、日常使いからレジャーまで対応できる高い利便性を備えています。
- スライドドアのスマート機能:カードキーを持っていれば、車体から離れると自動でロックがかかります。「予約スイッチ」を使えば、カードキーを持った状態で車体から離れた後、戻ってきた際に自動でリアのスライドドアが開く仕組みも採用されています。
- ラゲッジスペース:テールゲートはダイハツが得意とする樹脂製で非常に軽く、開閉が容易です。ラゲッジアンダーボックスは広く、ラゲッジボードをフックで簡単に固定できる工夫も施されています。
- 車中泊:後席を倒すとフラットな広大な空間が生まれ、車中泊にも適しています。
- 燃料キャップ:ワンプッシュで開くタイプで、軽自動車としてはメーカー初採用ではないかとのことです。乗り込みのしやすさも考慮されており、乗り降りが非常に楽です。
安全装備と先進技術:軽自動車で「ほぼ自動」駐車支援も
新型ムーヴは、最新の先進安全装備が「てんこ盛り」です。
- ADAS:最上級グレードのターボRSには、アダプティブクルーズコントロール(ACC)とレーンキーピングアシストが標準装備されています。Gグレードでもこれらの機能はオプションで装着可能です。
- 駐車支援:白線を自動で認識し、駐車支援を行ってくれる「ほぼ自動」の装備も搭載されています。
軽量化へのこだわり:スライドドアと安全装備増でも重量増はわずか!
スライドドアを採用し、安全装備も増えているにもかかわらず、新型ムーヴは徹底した軽量化が図られています。従来のムーヴカスタム(先代)と比較して、NAモデルで830kgから890kg、ターボモデルで850kgから890kgと、車両重量の増加をわずか30kgから40kgに抑えられています。これは新型ムーヴの「一番偉い」ポイントとして挙げられており、ダイハツの技術力の高さを物語っています。
まとめ:価格以上の価値を提供する「庶民の味方」軽ワゴン
ダイハツの新型ムーヴは、スライドドアの採用による利便性の向上、スポーティーかつ上質感を増した内外装デザイン、効率的なDCVTとパワフルなターボエンジン、そして最新の安全装備の充実と、大幅な進化を遂げています。
それでいて、価格を抑え、重量増も最小限に留めている点は特筆に値します。日常使いからレジャーまで、幅広いシーンで活躍する「庶民の味方」となる一台と言えるでしょう。
※詳しい資料は、ダイハツ公式サイトをご確認ください

