DCTデュアルクラッチの感想

輸入車ベンツ他

欧州車に多いデュアルクラッチトランスミッションですが、実際の使用感はどうかといいますと。

正直言って、日本の交通事情からすると少し慣れが必要かもしれませんね。低速域でのギクシャク感や始動時のつながりの悪さ等が感じられます。

車種によってもちろん違いはあると思いますが、今メインで使用しているW246の場合、3回に1回くらいは始動直後の発進時にガクンと来ることがあります。(ヤナセにて車検整備後、ほとんど気にならなくなりました)

変速時のショックや減速時のシフトダウンなどはスムーズで気になることはありません。良いところでは、下り坂でのエンジンブレーキのダイレクト感があり、コントロールしやすく無駄なブレーキ操作が少なくて済むといったところでしょうか。

新型AクラスW177では、さらにスムーズになりDCTを意識する部分は減ったように感じましたが、時折クラッチが切れるときのショックは感じましたね。

アウディのA1は、軽快でギクシャク感はほとんど感じられませんでした。

日々進化していることでしょうから、一概には言えないかもしれませんがトルコンATが扱いやすさとスムーズでは日常使用では一番かなと個人的には思いますね。

CVTも最近の新車では、発進時用のギアを組み込む等の開発が進んでいるようですが、少し前の車だと信号待ちなどの停車中にうなり音が聞こえる車種もありましたね。

車を選ぶ時に、トランスミッションの種類よりもメーカーやデザインで決めることが普通でしょうから、気に入った車に上手に付き合っていくしかないのかもしれませんね。

始動時の繋がりのギクシャク感は、始動して少し間をおいてシフト操作、ギアが入った感覚を感じた後に走行開始という手順でかなり解消されます。恐らくトランスミッションにオイルが回るのに少し時間がかかるのでしょうね。

始動時以外につながりが悪く感じることは、ありません。一旦走り出せば、信号待ち等の後でもスムーズに走行できます。

癖を把握できると、快適にドライブできると思います。

メーカーや車種によるとは思いますが、シフトチェンジプログラムを最新バージョンにアップデートすると変速や始動時停車時のスムーズ感は、かなり快適になる場合もあります。



 

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