2021年 F1フランスGP:フェルスタッペン優勝

F1

6月20日(日)F1フランスGP決勝レースにてレッドブル・ホンダのフェルスタッペンが見事に優勝を収めました。

ポールポジションからスタートしたフェルスタッペンでしたが、スタート後のコーナーでコースアウトしてしまい、2位へ後退しメルセデスのハミルトンがレースリーダーとなりました。

18周目に3位を走行中のメルセデスのボッタスがピットイン、フェルスタッペンは反応して翌周にピットイン、その翌周にハミルトンがピットインするものの結果的にフェルスタッペンがアンダーカットする形で首位を奪還。フェルスタッペン、ハミルトン、ボッタス、ペレスの順で周回を重ねる。

25周目にペレスが、第一スティントを伸ばした後ピットイン、順位に変動なし。

33周目にトップのフェルスタッペンが、2度目のピットインをしてミディアムタイヤに交換、トップから15秒強の4位から追い上げる戦略に出ました。

この時、1位2位のメルセデスの10数秒後方にペレスがいたために、メルセデスは2台ともステイアウトするしか方法が無く、残り2周のところでフェルスタッペンが首位に返り咲き、ペレスも49周目にボッタスをかわし3位へ浮上。

フェルスタッペン、ハミルトン、ペレスの順でゴール、レッドブル・ホンダの3連勝となりました。

ペレスが、4位で良い位置で走行していたことが、メルセデスの戦略の幅を作れなくしたことも重要な役割を果たしたと評価されるものでした。

この結果、チャンピオンシップもコンストラーズもレッドブル・ホンダが首位をキープすることになり、3連戦の初戦を獲れたことで今後も攻めのレース展開を期待出来ると思います。

アルファタウリ・ホンダのガスリーは安定した走りで7位、角田は予選でのクラッシュ、ピットレーンスタートとなり、13位でゴール。

調子を上げてきた、アロンソ、ベッテルがそれぞれ8位9位でフィニッシュ、中団勢ではマクラーレンが5位6位という結果になりました。

昨年までのメルセデス一強よりも、見どころのあるレースにはなってますが、2チーム以下のレースペースがもう少し改善されると更にエキサイティングなると思います。

※画像は、F1Gate.comより

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