リアフォグランプの使い方 番外編

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リアのフォグランプ、最近は国産車でも採用されている車種もありますね。

悪天候でも無く、一般道路で無意味に点灯している車をたまに見かけますが、迷惑以外の何物でもないですね。

スイッチを入れていることに気づいていないのか、カッコいいとでも思っているのか分かりませんが、視界不良の走行以外では使用する必要のないランプです。

濃霧が多い欧州では1970年代から義務付けされている装備ですが、日本では降雪時や高速道路での濃霧の時以外は殆ど使うことが無いかも知れません。

どちらにせよ、車の装備は正しく使うようにしたいですね。

 

このリアフォグランプを本来の目的と違った目的で使ったことがあります。

もう20年以上前の話になりますが、当時BMWのE36型318iに乗っていた時のことです。

出先での移動中に信号待ちしている時に後方を走っていた車のドライバーが降りてこちらまで歩いてきました。

最近でしたら煽り運転か何かみたいですが、後ろの方曰く「ブレーキランプがなにも点いていないので危険ですよ」ということを教えてくれるために降りてこられたものでした。

お礼を言い、さてどうしたものか?

その場所から一番近そうなBMWディラーに連絡を入れ、症状を伝え修理依頼の連絡を入れました。

しかし、ディラーまでは未だ十数キロあるので、後続の車へどのようにしてブレーキを踏んでいることを伝えたらいいのか考えていたところディラーの方が「その車はリアフォグランプが装備されているので、ブレーキを踏むタイミングでランプをオンオフしてみてはどうでしょうか」という提案。

レッカー車を呼ぶ選択肢もあったのでしょうが、その時は考えが至らず、リアフォグ操作?に挑戦しました。

結果、我ながら上手く⁇ブレーキランプ代わりに使って、無事ディラーまでたどり着くことが出来ました。

原因はブレーキランプの接点が何故か溶けてしまい、電球に電気が流れないためでした。

ちなみに、この時に乗ったE36は、12万キロ程乗って手放しましたが故障はこの時のブレーキランプの異常と、購入して割とすぐにパワーウインドウの動作不良が起きたくらいで大きな不具合はありませんでしたね。

いずれにしても、リアフォグランプが装備されていたおかげで、その場は助かりました。

最近の車は、異常があると直ぐにインフォメーションしてくれるので大丈夫だとは思いますが、急に不具合が生じた時には意外と使えるかも知れませんね。

※画像は、BMWジャパンサイトサイトより

 

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