未だ現役で見かけるE51型エルグランド、堂々としたデザインと広い室内、FR駆動でV6エンジン搭載、電動スライドドア、フリップダウン後席モニター等贅沢な装備を備え、いまだに根強いファンがいる車ですね。
しかし残念なことに最終型を除くと、ナビゲーションシステムはDVDタイプになります。
地図ソフトの最新版が存在しなことは当然ながら、システムそのものの誤動作や故障が発生していることが想像できます。
ナビゲーションシステムが独立タイプの場合は、最新のナビに買い替えれば済むことですが、エルグランドに関しては、マルチインフォメーション機能が2002年発売の車としては備え付けられている為に単純に取り換えることが出来ません。
メーカーに修理に出すと9万円程かかりますし、ソフトは古いままです。
結果として放置するしかありませんね。ナビシステムを外した時はエアコンは作動しましたが、その他のナビ周りの機能が働かなくなります。
大切にメンテナンスしている車であったとしても、電装品の経年劣化は防ぎようはないので仕方がないですね。
ソフトの読み込みが出来ていて位置情報が狂っている場合は、アンテナ線の断線か走行時にテレビやDVDを見れるようにされている場合は、その機能をオフにすることで復帰することもあるみたいですが。
スマホナビを使うか、外部入力でスマホをミラーリングする方法(TVチューナー取付時に処理がしてある場合ですが)で凌ぐしかないかも知れませんね。
※画像は日産中古車サイトより